2005年4月7日[4月10日] 無線機とアンテナ

ツーリングに便利な無線機とアンテナを取り付けました。しかしながら一番の苦労は電源でした。最初は無線機の電源をテールランプからとりましたが、送信の音声に激しくノイズがのって聞き取れないようです。無線機を内蔵電池で使うとノイズがのらないということなので、たぶんテールランプの電気にノイズがのっていると考えました。

そこで、電源をバッテリーから直接とることにしました。途中に12Vパワーリレーを入れてキーをONにしたときだけ無線機に電気がいくようにしました。ノイズフィルターも入れました。だめ押しに絶縁型のDC-DCコンバータも入れました。

バッテリー

ヒューズ

12Vパワーリレー ←テールランプの電気でON/OFF制御

ノイズフィルター

DC-DCコンバータ

無線機

主要部品
12Vパワーリレー: OMRON MY2型
ノイズフィルター: NATEC NF5 12V5A
DC-DCコンバータ: DATEL UHE-12/2500-D12 入力12V、出力12V2.5A

まずはアンテナの取り付けです。安直にプラスチック製のリアフェンダーに付けてしまいました。短いアンテナしか使わないのでだいじょうぶでしょう。
パワーリレーはプラスチックの小箱に入れました。この後、防水と防震のためにシリコン接着剤で固めました。
フレームにパワーリレーを入れた小箱とノイズフィルターを取り付けました。うーん、こんなんでいいんだろうか。
DC-DCコンバータです。5cmx4cmx1cmと超小型です。パッケージはプラスチックです。発熱しないのでしょうか。

昔、金色の金属パッケージに入ったDATELのADコンバータとかDAコンバータをよく使ったのを懐かしく思い出しました。

入出力に電線とコンデンサをつけました。元電気工作少年としては恥ずかしいイモハン&空中配線です。抵抗は出力電圧を5%ほどトリムアップするために付けました。15オームの抵抗を持っていなかったので引き出しの中にあった10オームの抵抗を3本使いました。
こんな感じで置いてみました。
無線機の取り付け場所は若干悩みましたが、とりあえず左カウルの上面にマジックテープで取り付けることにしました。裏に両面テープが付いたマジックテープをカウルに張り付けました。
無線機の裏側はこんな感じです。裏側にアルミ板をネジ止めしてマジックテープを貼ってあります。

X9-250に無線機を取り付けるの巻

無線機への電源線とアンテナの同軸ケーブルです。シート下からフレームに沿わせてもってきました。
無線機とPTTスイッチを取り付けました。次のツーリングが楽しみです。

[2005.4.10]
ツーリングに行きました。無線の調子は良いとは言い難いものがあります。エンジンの回転を上げると私からの音声にノイズがのって聞き取れないそうです。送信するときにはクラッチを切って回転を下げなければなりません。このままでは使い物になりません。無線機の内蔵電池を使っても音声にノイズがのるので、バイクの電源だけの問題ではなさそうです。このバイクはかなり電気ノイズを出しているのでしょうか。不思議です。早くも挫折しそうです。
条件 結果
電源 ノイズフィルタ DC-DCコンバータ アイドリング中 走行中
無線機内蔵電池 --- --- 明瞭 ノイズでほとんど聞こえない
バイクから あり なし 明瞭 ノイズだらけで全然聞こえない
バイクから あり あり 明瞭 声がざらつくがなんとか聞こえる

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