2012年5月20日 無線送信音のノイズ

ツーリングのとき「無線送信音にひどいノイズがのる」との指摘をいただきました。そういえば、いままでも何度かそんなことがあったような。今回は他の方のバイクに私のヘッドセットをつないで、自分のバイクの無線機の送信音にどんなノイズがのるか聞かせていただきました。エンジンがかかっているときに送信スイッチを押すと「ゴー、バリバリ、ゴー、バリバリ、バチバチ、バチバチ、バチバチ・・・・・」と、確かにひどい音です。これはなんとかしなければなりません。ノイズの音を聞いたとき、ひょっとすると「グランドループかもしれない」と思いました。定石通りに基台部分でアンテナのアースをバイクのフレームに接続してあるのですが、これが悪さをしているのかもしれません。単なるカンですが。
アンテナ基台部分で、アンテナのアースとバイクのフレームを絶縁することにしました。

リーマ、内径が16mmで外径が18mmのテフロンワッシャを二枚と細いナイロン製結束バンドを一本使います。

リーマでアンテナ基台のフランジの穴を広げます。絶縁スリーブを入れるためです。
絶縁のため、コネクタにテフロンワッシャを入れます。
細い結束バンドを50mmくらいの長さに切ったものを、コネクタとフランジの間に無理やり入れていきます。
絶縁スリーブのできあがりです。
上からもテフロンワッシャを入れ、ナットを締めてできあがりです。

直流的にはうまく絶縁できましたが高周波的にはどうなんでしょう。よくわかりません。

もう一台のハンディ機を相手に送信テストしてみました。「ゴー、バリバリ、バチバチ」ノイズは聞こえません。成功でしょうか。しかし、ギアをニュートラルにしてエンジンをかけていると、乾式クラッチが大騒音を出すので無線の音はよく聞こえないのです。なので本当のところは良くわかりません。

次のツーリングが楽しみです。

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