2005年4月29日 クラッチのカバーに穴を開ける

長い上り坂で渋滞にあいました。狭くてすり抜けもできません。坂道発進・停止を繰り返すうちにクラッチが加熱したのかジャダーがでてきました。こんなことを繰り返していたらクラッチ板が熱でひん曲がってしまいそうです。放熱のためにクラッチのカバーに穴を開けることにしました。
カバーを外しました。クラッチのカバーに穴を開けるとスプリングが錆びるそうです。普通は錆びないタイプのスプリングに交換するようですが節約して錆止め塗装してしまうことにしました。
スプリングです。鉄でできているように見えます。錆びそうですね。
これが耐熱塗料です。クラッチは高熱と振動にさらされるので耐えられるかどうかわかりませんが、だめもとです。
スプリングに吹き付けてみました。

塗料のラベルには「乾燥後に200度で1時間熱を加えて硬化させてください」と書いてあります。

妻が外出中なのをいいことに、台所のオーブンで塗装したスプリングを焼いてしまいました。200度で1時間です。
加熱後にスプリングを組み付けました。
次はカバーです。穴の空いたカバーがお店のショーケースにありました。とてもかっこいいです。これを買えればいいのですが節約することにしました。参考にするために携帯のカメラで写真を撮ってきました。
携帯で撮った写真を参考にしてノーマルのカバーに穴開けの線を描きました。
角にドリルで穴を開けて、間をジグソーで切りました。柔らかい材質で驚くほど簡単に切れました。豆腐みたいです。
切り口を鉄工ヤスリと耐水ペーパーで仕上げました。思ったよりうまくできました。
カバーを取り付けました。かっこいいです。しかし、エンジンをかけるとニュートラル・ギアでとてつもない騒音がします。壊れた機械みたいです。大丈夫なのでしょうか。

赤いカウルに自分が写ってしまっているのは愛嬌ということで。

使った道具です。電動ドリル、ジグソー、鉄工ヤスリ、耐水ペーパー、ケガキ用鉛筆、定規、六角レンチ、養生用のビニールテープ、耐熱塗料、パーツクリーナー、切削油がわりの機械油などを使いました。

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